「ワイドビューひだ」で行く高山の旅 (part1)


 今年第二弾の旅は、3月14日〜3月15日です。場所は岐阜県の飛騨地方にある高山と飛騨古川です。この旅では、わたくしの祖母と一緒に行きました。
「ワイドビューひだ」の旅の原点といえば、このときでした。これ以来、かなりの回数、ワイドビューには乗車しておりますが、まだまだ飽きがこないのは、いまだに魅力のある車両だからなのでしょうか?今回は、この特急を使っての旅に出ました。

今回の旅ですが、旅行会社企画の「ワイドビューひだで行く高山の旅」というツアーで行きました。このツアーは、現地自由行動のプランです。しかも、往復の特急指定席券とホテルの宿泊代(朝食あり)で1万円ぽっきりですので、すごく人気があるようです。わたくしもキャンセル待ちでやっと取れたという始末…。かなりお得なことは当然です。実は、往復の特急代だけで、料金が一万円近くしますからね。
 さてさて、どうなりますか…。ご覧になってください。


 今回のスタートは、名鉄の新清洲駅です。
発車時間まで時間がありましたので、軽〜く駅撮りをしました。右手にパノラマカーの普通と、左手にパノラマスーパーの回送列車が見えます。
9時50分発の急行列車で名古屋へ向かいました。
 集合場所で参加のチェックを受けて、駅へ入りました。まだまだ発車時間までたくさんの待ち時間がありましたので、これまた駅撮りです(笑)。
連絡通路には、明日ダイヤ改正で登場する、新型683系「しらさぎ」のポスターがありました。名古屋にもとうとうサンダーバード型車両が来るのです。

この画像は、関西本線のホームです。三重県、奈良県を経由して大阪へ向かう路線です。ちょうど、313系の普通とキハ75系の快速が仲良く停車しております。
 こちらは、中央線の313系「セントラルライナー」の運転台を撮りました。
見にくいかと思いますが、ハンドルはワンハンドルです。このひとつのハンドルだけで、加速や減速が出来ます。
ちなみに、下のほうへ引くと加速(アクセル)、上のほうへやると、減速(ブレーキ)です。
 駅撮りに励んでいると、やっとわたくしの乗る、キハ85系の特急「ワイドビューひだ」が入線しました。自由席の乗り場は、かなりの行列が出来ておりました。
しかし、わたくしは、指定席ですので、一番最後の列に並び、のんびりと車内へ入っていくことにします。
 側面を撮った写真ですが、行き先名が見にくいですね。じつは、富山行きです。これで、北陸の富山まで行くと、3時間半以上かかります。高山までは、2時間少々の所要時間です。
北陸の富山まで「しらさぎ」で、というのがありますが、実を言うと、「ひだ」で行くほうが値段は安いのです。
そんなこんなで、ウロウロしていると発車時間が近づきました。
 発車して、東海道本線を時速120kmで突っ走ります。約15分後に木曽川を渡り、岐阜県に入りました。
岐阜駅では方向転換をして、高山本線に入ります。
高山本線内でも時速110kmで快適に飛ばして行きます。

こちらの画像は、鵜沼駅近くです。犬山城が見えていたので、撮りました。
 鵜沼駅を過ぎると、木曽川に接近し、ちょっとした山岳ムードとなります。ここは、ライン下りで有名なところです。
自称ドイツのライン川に似ているところから名前が付けられたそうです。
船下りしている、船はあいにく見えませんでした。
 美濃太田駅を出ると、だんだんと山間ムードになってきます。こちらは、飛水峡と呼ばれるところです。
うまく撮影できませんでしたが、ここは「ひだ」の車窓の中で5本の指に入る素晴らしい車窓だと思います。
 この辺りの川は、木曽川の支流の飛騨川です。
高山線では、飛騨川に沿って走行しております。
白川口駅付近を過ぎると、このような車窓ばかり続きます。
 美濃太田駅から約50分かかって、下呂駅に到着しました。
下呂温泉で有名ですね。ここで、かなりの乗客が降りるかと思いましたが、あまりいませんでした。12時頃の到着では、早いようですね。
画像に見える列車は、回送列車のキハ48系です。高山本線の中間部の主流は、キハ48のようです。
 下呂を出て、だんだんと北へ進むと…雪が目立つようになりました。そろそろ分水嶺に差し掛かるところです。 高山本線の場合は、宮トンネルというトンネルをくぐると分水嶺を越えます。

 宮トンネルを抜けると、雪景色になりました。このあたりは、高山線で一番標高の高いところを走行しておりますので、これだけ雪があるのでしょうね。
 標高がだんだんと下がってきて、高山盆地に入って行きます。まもなく高山です。
 12時52分、高山駅に到着しました。わたくしは、富山編成の指定席に座っておりましたが、ここの号車でもたくさんの人が降りていきました。
 富山編成を切り離して、富山行きが発車していくと、このように、普通列車がつぎの出番を待っておりました。
実を言うと、駅の周りは、観光客が多すぎるので、駅の出口改札付近に逃げていたのでした…
それがこの画像です。




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